最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。
『准教授 高槻彰良の推察 7』
〜語りの底に眠るもの〜
澤村 御影 著 角川文庫
テレビドラマ化もされた小説。異界の物を食べ、人の嘘がわかる能力がついてしまった尚哉と幼い頃天狗に連れ去られたとされる高槻教授が都市伝説や民俗学から事件を解決し、自分たちの謎にも迫っていく。
民俗学教室に寄せられる、奇怪、不思議、都市伝説はだいたいは人間がそれに似せて起こす事件だったり、理由がわからず異界の者のせいにしたいと思う相談者の気持ちを高槻教授は汲んで解決に導いたりしているけど、今回は事件も絡んでいるけれどしっかり異界の者も出てきます。その人が今後も出てくるのか？高槻教授の記憶は取り戻すことができるのか？次作も楽しみ♥