最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。
『どくとるマンボウ航海記』
北 杜夫 著 新潮文庫
新聞だったか雑誌だったか、、、
とにかく笑えるとあり手にした次第です。
ただ、私が見たものと表紙が違うから何度も出版されているんでしょうね。
船医として乗った船で世界のあちこちを周り、その土地のあやしげな物を食べ、物売りに囲まれ、飲み屋で書き記せない事を味わう。
読み進めると、これはフィクション?ノンフィクション?となってくる。これがその当時の現実なのか。
私の記憶が曖昧だったので、てっきり北さんが船医として赴いた先々で出会った患者さんとのやりとりやある地域の不思議な治療法とかが書かれているのかと思っていたから私の中では予想外。
しかも、最近出版されているのなら文体違うのかな?私のは昭和58年刷なんでちょっと読みにくかった。最近のだと違ったのかなぁ。ユーモアを織り込みとあったけど、私はそこまでに至りませんでした。大人な航海記って感じでした。