スタッフ達はそれぞれに思いがあり頑張ってます。

良いことだと思います。 私も若い頃、コンクールの細工菓子の展示を見て心惹かれたものです。

私自身も菓子屋の後継ぎではなかったので、特に商売を大きくしようとか売れる店を作ろうとか、

なにもなくケーキ屋になりました。

両親も私が幼い頃やっていたケーキ屋けんちゃん的な部分で未来をイメージしていたかな~って思います。

そんな感覚の中、私の目に映った細工菓子は衝撃でした。

本当にお菓子でできているのかと‥

今は製菓学校などでも細工物をやる機会が多いようですが、

私の時代は一生涯やらないかもしれない憧れの仕事でした。

お菓子と言えば食べるもの。それはそうなんですが‥

食べるだけじゃなく、そこから創造し別のものを作ることもは凄く人間らしい行為だなぁって思います。

利害だけじゃなく、創造したい見たことがないようなものを作りたい、表現したい。

自分が感動した瞬間に触れてみたい欲求は職人としての奥行きを作るキッカケになると思います。

私はパティシエでお菓子を作る職人です。お菓子を作ることが好きです。

同時に細工菓子を作ることも好きです。 

パティシエにとっては両方必要な仕事だと私は思っています。

料理人と菓子職人、同じ食べ物を作る仕事なのですが、細工菓子は菓子職人の象徴的部分と理解しています。

応援してますよ~!!!