7病院たらい回し 未熟児死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000080-jij-soci
札幌市内の女性が昨年11月に自宅で出産した未熟児が、7病院に受け入れを拒否され、新生児集中治療室(NICU)のない病院に搬送された後に死亡していたことが2日、分かった。同市病院局の野崎清史経営管理部長は同日午前、記者団に「誠に残念だ。大変申し訳ない」と語った。
札幌市などによると、女性は昨年11月15日深夜、自宅で、妊娠27週で未熟児を出産し、119番で母子とも救急車で運ばれた。女性は同市の掛かり付け病院に運ばれたが、医師が未熟児は治療できないと判断し、同市消防局指令情報センターが受け入れ先を探した。
北大病院や市立札幌病院、道立子ども総合医療・療育センターなどNICUがある5カ所を含めた7病院に「満床」「当直医が治療中」などを理由に断られた。通報から約1時間半後、NICUを備えていない同市手稲区の手稲渓仁会病院に運ばれたが、未熟児は搬送中に心肺停止状態に陥った。
市立札幌病院が16日、受け入れ可能な状態となり、容体を照会したが、手稲渓仁会病院側は「動かせる状態にない」と回答。未熟児はその後に死亡したという。
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