アイドル級が脱いだ?!



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081109-00000005-cnc-l24

 【三重県】津市の42歳の女性が9日、愛知県刈谷市産業振興センターで開かれるプロレス団体「DEP」の「無差別級タッグ選手権」でデビューする。福祉施設の施設長で、40歳からプロを目指し、練習での大けがも乗り越えて晴れの大舞台に臨む。

 プロのリングに上るのは、津市片田志袋町の島崎晴子さん。「夢をあきらめない姿を見てほしい」と張り切っている。

 島崎さんが小学生のころは長与千種さんやジャッキー佐藤さんらが活躍した女子プロレス全盛期。「次々と悪者を倒す姿がかっこよかった」ととりこになった。だが、当時の入団規定の身長150センチは高校生になっても届かず、夢は封印した。

 18歳で長女を出産。周囲の支えの中で人の温かさを知り、母親と同じ福祉の道に進んだ。プロレスへの情熱が再燃したのは7年前。テレビで見た試合で小柄なレスラーが叫んだ。「あきらめなければ夢はかなうんだ」。その言葉に触発された。

 「40歳を機にプロレスを始める」と決めた。一昨年7月に名古屋の団体に入門。半年後、空中で1回転して背中で着地する「前宙受け身」の練習中、全治2カ月の大けがを負った。「痛さと怖さ、またけがしたら施設のみんなに迷惑を掛ける…」。不安もあったが、あきらめなかった。

 特別支援学校への訪問などで福祉に取り組む活動に共感し、昨年6月からDEPに通っている。古沢弘樹代表(38)は「体格や年齢の壁はあるが、気持ちをぶつけるのもレスラーとして必要」と判断。デビューが決まった。

 島崎さんは「応援してくれたみんなのためにも両立させたい。今後は地元で興行して、見ている人が元気の出ることをしたい」と新たな夢を描いている。

 (吉田優美恵)