幸せだけの続く世界…
良い事だけが起きる世界…
大好きな人だけに囲まれた世界…
…なんて、又、不自然な片寄った
アンバランスな世界を望んでいた
自分に気がついて、初めて霧がはれ
視界が見えてくる…
私は今まで何を見て生きてきたんだろう⁇
初めて両目を開いて自分の人生を見たり
聞いたり…そんな覚悟が
そんなタイミングが来た気がする…
この前から少し調子を崩し、
身体と心と魂のバランスを調整して
くれているんだなぁ~(u_u)と
自分の変容をただ静かに受け入れ、委ねる
時間が流れています…
そんな中、ハタと閃光の様に
『 あの、陰陽師の最終巻を読みなさい 』
…と…
…そう言えば5年位前…
私がバラとかエンジェルとか大好きだった頃
何故だか急に古事記、日本書紀とか神さまとか
知りたい衝動にかられ、
それから、こと在るごとに文章は難しいから
マンガで書かれた古事記、日本書紀を買いあさり、( その時はブッタのマンガ本も買ったなぁ~♡ )
…で、その時期そんな話をしていたら
お客さまがマンガの陰陽師 ( 安倍晴明 )の
11巻綴りを持って来て下さり
時間の空いた時に読み、その時は難しく理解し難い所もあるけれど感銘を受けた所もあり…の、印象深い本だったのを思い出しました
…でお客さまに返そうとした日に
本を出してたら、我が家の犬が何故だか一番最終巻の11巻を噛み、破いてました
『 ヤバいなんでっ⁇ 』 って冷や汗をかき、お客さまに説明して…後日、新しいのを買って弁償という形でお返しし、
破れた最終巻が私の手元に残る…という ちっちゃな事件が起きていたのです
…なのに、『 これも⁇ 』…
あまりに、でき過ぎのシナリオに
唖然とし、しかも3年前にも関わらず
心の何処かで ずっと気になっていたのか
いつも手に届く所に置いてあり、
どのページを読めばいいのか…
それも すぐ分かり、
自分の中の封印していた扉を開く呪文を見つけたかの様に、思わず手に取り
その世界に吸い込まれて行きました…
その吸い込まれて行った世界とは
陰陽師の本の安倍晴明が語った言葉です
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菅原道真の様に鬼を統轄する者になってしまうのか⁇ ( この陰陽師の物語の中では、菅原道真が一旦、怨念から災いを起こし鬼と結託し、その後…安倍晴明が菅原道真と向き合い怨念を解放し、現在の皆を見護る存在に菅原道真が変わっていくという話です )
ツメの甘い者が君臨すれば、
闇の統治もそれなりだ ‼
人の心にあるなどという闇や
鬼の棲むなどという闇は
闇のうちにも入らぬ ‼
…この闇のレベルは間 ( はざま ) ギャップの様な
もので、闇の中でも とても浅い層にある…
情が重過ぎて上へ上がれず
行き場を失った魍魎たちなどは
恐ろしいものではない…
それらは、強烈な霊性の光を浴びると
消滅してしまうから…
皆は闇というものを誤解している
浅い層の闇だけを見て “ 闇 ” だと言う
本当の闇というのは…
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ここまで読んだだけで 魂が震えた
私…闇の浅い層しか知らなかった…
てか、浅い層とも しっかり向き合って
なかったかも…⁇
知りたい、深い闇の本当の意味を…
そう前のめりになる自分のはやる気持ちを抑えながら自分の封印して来た扉を開ける呪文の様な陰陽師☆安倍晴明の言葉に吸い込まれて行くのでした…
浅い層の更にその奥深くにある
闇の本当の意味とは…
つづく