「犬」印 | りりぃと一緒 チャッピーとアリスの思い出と共に

りりぃと一緒 チャッピーとアリスの思い出と共に

ブログのウェルシュコギー・ペンブロークのりりぃのお気楽な日々を羨ましく思いつつ、先住犬のチャッピーとアリスとの懐かしい思い出を振り返り癒されている今日この頃です。

「こぎぶ」左右に反転を忘れていました・・

「こぎぶ」オリジナルTシャツ計画
イラスト採用していただいてありがとうございます

しかし、今、大変なことに気づいてしまいました
(すでにお気づきの方もあるかと・・)

こちら表です


オケチュバージョンですけれど

これ左右反転してませんね
同じ原画をもとに裏表作ってしまった
いかがいたしましょうか?!
申し訳ありません
取り込んだ画像を反転して原画に使おうと思っていたのに
フリーハンドで別に書いたもので、タッチも少し違う
久しぶりのアップがこのような内容で・・まいりました

実は「犬」マークのことを書こうと思っていたのですが
画像をアップするとき2枚並べてみたら・・これ変だぞと気付いた次第です

(実はここまで昨夜書いていました・・が
書き始めが遅くて途中でダウン・・そのまま電源切って寝てしまったのですが
今日、ログインしたらまだ原稿が残っていました・・
すでに多数の方が気づいていることが判明したけれど、もったいないので続きを)

そして本題

この落款風印は「犬」という字です



点が下にくっついている、何か犬っぽい象形文字風な形が好きで彫りました
作ったのはチャッピーが我が家に来るずっと以前で
ホームページ用のドメインKynikos.jpを決めた時に作ったものです

Kynikosはギリシャ語で「犬」もしくは「犬的な」という意味であるようで
歴史好きの方はご存知かと思いますがディオゲネス(シノペの)が属するキュニコス学派(犬儒学派)のキュニコスです

犬儒学派がいかなる哲学思想を披歴したかは別にして
このディオゲネスという親父はぼろ布一枚をまとい
大きな酒樽を住まいとして食べ物を市民からもらって暮らしていたと言う
紛れもないホームレス親父でした
ただ、以下のような有名な逸話があって

アレキサンダー大王がコリントスに将軍として訪れたとき、ディオゲネスが挨拶に来なかったので、大王の方から会いに行った。
ディオゲネスは体育場の隅にいて日向ぼっこをしていた。大勢の供を連れたアレキサンダー大王が挨拶をして、何か希望はないかと聞くと、
「あなたにそこに立たれると日陰になるからどいてください」とだけ言った。
帰途、大王は「私がもしアレキサンダーでなかったらディオゲネスになりたい」と言った。

アレキサンダー(アレクサンドロス)大王ではないけれど私もディオゲネスになりたいと憧れているのです

結果として、こぎぶのイラストにはちょうど良い「犬」印かなと思う次第です
さて、180度反転版を今から作り直します
完成には今しばらく・・ほどは待てないですね・・今少しお持ちください