こんにちは
アメリカ全土で冬の嵐が襲っています。
気温が急激に下がり、私の住んでいるところも
今の気温が氷点下10度でめちゃくちゃ寒いです。
月曜日はもっと寒くなるという予報。
停電や凍結がなく安全に暖かく過ごせることを
祈っています。
 
 
 
 
 
 
さてディーディー殺人事件をご存知でしょうか?
日本でもこの事件について放送されたと
聞いたことがあります。
 
 
 
 
 
母親のディーディーから長年にわたって
虐待を受けた娘のジプシー。
この事件は映画化までされました。
 
ディーディーは、幼少の頃からジプシーに
白血病と筋ジストロフィー症の病を患い、
車椅子と栄養チューブが必要であると主張。
ジプシーは多くの薬を処方され、
不要な手術を何度も受けさせられた。
母子の健気な姿は注目を浴び、多額の寄付や
招待旅行など手に入れていました。
 
実際、ジプシーはどこも悪くない健康児で
重病は全て嘘。
母親は 「代理ミュンヒハウゼン症候群」で
(母親自身も自分の母から同じ扱いを
受けて育ったそうです)

周囲の関心を引こうとして、自分の子供や

配偶者などを傷つけ、根拠なく病気などと

偽ったりしてしまう精神障害。

 

だんだん成長するにつれて、母親の異常な行動に
疑問を持ち、20歳頃になると母親から逃げても
すぐに連れ戻されていました。
 
24歳になったジプシーは、マッチングアプリで
知り合った恋人ニコラス・ゴーディジョン
(当時26歳)に母親の殺害を依頼。
 
2015年6月、ニコラスがジプシーの母親を殺害。
ふたりで逃走しましたが逮捕。
2016年、ジプシーは懲役10年の有罪判決。
 
一方、ニコラスの弁護側は、彼が自閉症
スペクトラムで心神耗弱状態だったと
主張したが、第一級殺人と武装犯罪行為で
終身刑を言い渡されました。
 
 
刑務所で服役中のジプシーがインタビューで
刑務所のほうが自由を満喫している
と語っていました。
 
先月、8年半の服役を終えて出所。
獄中結婚した夫(ペンパルで出会った人)と
一緒に幸せな姿をメディアで公開されると
注目を浴びて、あちらこちらから出演の
オファーが殺到。今後、ドキュメンタリーや
書籍出版も。それからSNSを始めたジプシーは、
一気にフォロワーが増えました。
 
 
殺人計画を立てて、他人を巻き込んで
共犯で事件に及んでジプシーは8年半の刑罰。
罪を償ってはいますが、なんだか違和感が
残りますね…。(←私個人の意見です)