1929年10月24日は誰かの誕生日ではありません。
相場をやっている人なら直ぐにピンっとくるはず。
Black Thursday
世界恐慌の始まった日で「暗黒の木曜日」と呼ばれております。
相場をやっていなくても、世界恐慌という出来事は学校の歴史・経済の教科書には必ず載っているので勉強を学生時代にしてきたはずです。
この1929年10月24日に起きた「世界大恐慌」はニューヨークの株式市場から始まりました。
米国の株式市場から始まった大恐慌は、アメリカだけでなくヨーロッパにもすぐに伝播しました。
日本も含め世界経済のあらゆる分野に大きな打撃を与えたのです。
物価は下落し、生産活動は急速に減少しました。
その結果、企業や銀行の倒産が続出して鉄道会社も商社も工場や営業所の閉鎖、街中が失業者で溢れ返りました。
破産と飢餓が大都会の繁華街まで襲い掛かったのです。
私が常にイライラしている悪質な売り煽りの人たちは、『恐慌』を期待し求めているような人たちだと思っています。
恐慌というのは、生産の急な低下、物価の暴落、支払不能、破産などを起こすような、資本主義経済における混乱(パニック)状態。
このような不幸を求めている人たちになります。
きっと不幸な人生を歩んできたんでしょう。
だからこそ自分と同じく他人も不幸に道連れにして地獄へ落ちたいと考えてしまう。
株価が上がることで得られる多くのステークホルダーの喜びよりも、自分達が『恐慌』を期待し求めているが故に、絶対に株価が上がることを認められない、株価が上がることなんて許せないのです。
だから呼んでもいないのに向こうから喜んで涎を垂らしながら寄ってきて、汚く息の臭い様子で妬み僻み辛み悔み恨みを撒き散らし、揚げ足を取り茶化し誹謗中傷や罵倒をしてきます。
株価が上がらないことで、どのような経済にとってマイナスな影響があるのか考える余裕もないような乞食な人でしょうし、株価が下がることで巡り巡って自分にも悪い影響が忍び寄ってくることも考える頭の良さも無い人でしょう。
でも、ちょっと待ってください。
私は今週身内で不幸ごとがありました。
とても悲しい気持ちです。
テンションが上がりません。
株式市場には多くの参加者がいらっしゃいます。
皆が全員ワーワー騒いで燥いでる人たちばかりではないということを、どうか悪質な売り煽りの人たちは知っておいてください。
株価が上がれば上場企業に関わる多くのステークホルダーが喜ぶのでそれはそれで喜んでワーワー騒いでも仕方ないと思います。
だって、嬉しいんですから。
でも、別にだからと言って、皆と一緒になって喜んでも居られない人も中にはいるということを思慮深く察してください。
こんな時に株価が下がり、それだけじゃなく悪質な売り煽りの人たちに茶化されたり揚げ足取られたり誹謗中傷や罵倒をされたら、精神的にきついです。
恐慌を求めるがあまりに株価が上がることを認めない許せない、そして妬み僻み辛み悔み恨みを撒き散らし茶化し揚げ足を取り誹謗中傷や罵倒をしてまで徹底的に株価を下げてやろうという魂胆を悔い改めて欲しい。