本日ストップ高したレポート銘柄のエヌリンクスについて以前書いた時に、私はこう言っておりました。

 

 

まずエヌリンクスの話をする前に一つこの言葉の意味について話します。

 

「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」

 

この言葉は、アメリカの投資家でジョン・テンプルトンの言葉です。

 

①Bull markets are born on pessimism

②Grow on skepticism

③Mature on optimism

④Die on euphoria

 

これを日本語に訳して相場のイメージに近づけるとこうなります。

①市場が総悲観となった局面で強気相場が生まれる
②先行きが不透明で警戒感や懐疑が残るうちは徐々に回復し上昇を続ける
③警戒感が薄れ楽観的になったころは、相場の天井圏が近くなっている
④市場が総強気や幸福感に浸っているときに、上昇相場を終える

 

先週のレポートで書かせて頂きました、ピクセルカンパニーズですが、現状としては2022年12月期第1四半期決算短信公表を延期し、提出期限を2022年6月15日にしております。

 

理由としては社長が取締役会の承認を受けずに会社を連帯保証人とする金銭消費貸借契約書を締結していたことが判明したことが原因です。

 

こうした総悲観に近いような状況の中でも、①新たな事業(データセンター事業)の開始や②GFAとのメタバース事業の共同展開、そして③メタバースリゾート開発プロジェクトのテストマーケティングを開始しています。

 

GFAはシンワワイズのようにロードマップと言うか、スケジュールを発表してくれています。

 

(1)2022 年6月上旬、「META CAMELOT」体験版の完成
(2)2022 年6月中、「META CAMELOT」体験版のリリース
(3)2022 年6月下旬、実装した NFT に基づき、対スポンサー向けプロモーションメニューの実装
(4)2022 年7月、「META CAMELOT」Debut イベントの実施・Grand Open

 

ピクセルグループは、NFT をベースとしたブロックチェーン技術を活用するゲームの提供に向け準備を進めており、当該ブロックチェーンゲームがリリースした際には、メタバース空間「CLUBCAMELOT」においてもブロックチェーンゲームの実装を検討しています。

 

実際に、決算ではエンターテインメント事業におけるNFT(非代替性トークン)/ブロックチェーンを用いたゲーミングアプリケーション開発の取り組みに係る先行費用の計上等により営業損失を既に計上しています。

 

つまり、もう開発が進んでいるということになります。

 

まさに上記に述べた①、②、③の内包している材料(強気相場)は、悲観の中に生まれています。

 

そして、太陽光案件の収益が今期を予定しておりますし、事業の選択と集中については、2022 年度内の実施を予定しており、グループ再編については、2022年度及び2023年度の2か年での見直しを検討しています。

 

 

6/15に何が出るかは神のみぞ知る世界ですが、まさに懐疑の中に育つ土台が出来つつあると感じております。

 

ピクセルカンパニーズが今後順調にいくとして、幸福感の中で消えていくという最後の部分は私の中でこれじゃないかと思っています。

 

それは、Integrated Resort(統合型リゾート)です。

 

日本のカジノですね。

 

まだまだ先の話になりますが、それまで応援し続けることが出来るように祈っております。