今日は新宿で飲み会だった。
終電2つ前の電車にのり、池袋からだいたい30分の道のりを帰ろうとしていたら、ぐでんぐでんに酔っぱらった女性が隣にのってきた。
右手はつり革に捕まってはいるが、ほとんどバランスはとれていない。
オラウータン状態である。
電車はなかなか出発しない。
「吐かれたら嫌だなー」とか思っていたら
少しおなかの出た優しそうな男性が乗ってきて、女性に声をかけた。
おそらく一緒に飲んでいて、心配で見に来たのだろう。
「大丈夫ですか?終電調べたらまだ大丈夫だったので最寄りの駅まで送っていきます」
しかし、のぼり電車の終電はない。
彼は、女性の鞄をもち、ビニール袋を用意し、女性の支えとなっていた。
約30分の道のりを、ときおり「大丈夫ですか?心配しないでください」と声を掛けながら
彼女によりそっていた。
私は先に電車を降りてしまったが、あの後二人はどうなったのかな。
彼は終電ないよなー。漫喫にとまってそのまま明日仕事行くのかなー。
何となく気になったので、書いてみました。
小林弘樹