ボローニャからミラノへ戻るのにチョイスしたのが、フレッチャロッサ
。
普通列車が停車するホームからは少し(いや、かなり歩いた)距離がありますから、時間に余裕をもって動くことをお奨めします。
フレッチャロッサはイタリア版の新幹線のようなものです。赤の車体、デザインもさすが素敵で車内では速度が表示されるのですが、300㌔超えたときは思わず「おぉ」と唸りました。
イタリアの幹線を網羅しているようで、これは次回からの旅に良いヒントになりそうです。
ボローニャからミラノまでは1時間
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あっという間の到着となりました。
2日ぶりのミラノ中央駅、この日は快晴、青い空は冬であることを忘れさせてくれるほど
。
お昼前でしたが、ホテルもチェックインをさせてくれたので、荷物を解体して一休み。
お部屋には小さなベランダがついていたので、窓を開けて深呼吸。
あまりの陽気に窓をあけて日向ぼっこしてしまいました。
あ~、幸せ。本当になんて幸せなんだろう。
フランスからスイス、そしてイタリアと旅を重ねるうちに取り戻していたようです。
自分で自分の時間をコントロールする力
。
日常の出来事に追い立てられて、失くしていたものはそれだったのですね。
だから居心地が悪く、どうにも不快で、でもどうしてそうなのかが分からないまま日本を出発して、はるか彼方の地まで来て気づかされた、とってもシンプルな理由。
太陽を浴びて、最終目的地までたどり着いて何だか安堵したのか、「もうちょっと出かけてみようかなぁ」と思い立ち、タブレットを持ち出してミラノ近郊の町を検索してみました。ミラノから電車で20分ほどの場所に、Monzaという町があるようです。
電車の時刻を調べると、結構本数もあるようで…さぁ、出かけてみましょう!ということで再び中央駅へ
。
モンツァはF1グランプリ開催地としても有名な、北イタリアの小さな美しい町
。
駅から徒歩15分ほどで旧市街にたどり着けました。これが想像以上に素敵でした。
治安も良く、暖かな太陽のもと石畳の道を歩いていると、どこか南欧を思わせるような黄色やピンクの壁をした家が立ち並んでいます。
聖堂近くの広場の裏手に、とても賑わっているピッツェリアを発見。
地元の人がたくさんのお店にハズレなし!飛び込んでみて大正解
。
もっちりしたピッツァと、スプマンテ。この一杯は何ものにも替えがたい…![]()
美味しい食事とお店を飛び交う活気にたっぷりの元気をもらいました。
いつかの旅で、モナコから国境を越えて最初の駅、Vintimilleというイタリアの駅でミラノ行きの列車待ちに、ガイドにも載っていない町をぶらりと歩いたことがあります。そのときのことを思い出しました
。
夏の終わりの真っ青な空と、地元の人たちでにぎわうBAR、ピッツァとスプマンテ。
姿勢を保ちながら、でも心がどんどんと緩く、ほぐされていくのを感じたあの瞬間と同じ感覚。
佇まいは失わず、でもそうやって満たされていく自分が何より心地良い…
どんな自分が自分として最もあるべき姿なのか。そうあるには何が必要なのか。
また旅が私に教えてくれました
。
とても好きな言葉があります。何だか、この言葉がよぎりました。
「どこに住んでいても、どこにいてもその人次第なんですよ。その人がどうするかが問題なんです。しゃんとした人は、どんなところでもしゃんとしていて、だめな人はどこに行ってもだめなんですよ。きっとそうなんだと思う…」 ‘かもめ食堂より’
