《長文です》
娘が1歳4ヶ月を過ぎた頃始めた二人目の妊活
6週期目に今のクリニックに転院。
9週期目(転院後3周期目)で妊娠するも初期流産。
17週期目に初AIHするも失敗。
19週期目の今回、2回目のAIHで妊娠。
妊活を始めて3年目に入っていました。
一人目の時も1年半以上タイミング療法で
不妊治療をしていたので、今回も1年以上は
かかると思っていたけれど心のどこかでさくっと妊娠するかも?
みたいな淡い気持ちがあったのも事実。
現実はそんなに甘くなかった
まずは2歳差が目標でした。
ブロ友さんが次々と2歳差で自然妊娠・出産されていく中
私も自然妊娠できるんじゃないかとかいう
アホな錯覚に陥り、治療を休もうかと思っていたところに
甲状腺ホルモンの異常が見つかり、
私は医療の力なしでは妊娠できないことに改めて気付く
自分は自分と向き合うことでしか妊娠できないんだと
思い直す。他の人とは環境も、生活も、体の中の状態も違うのだから
目の前の現実を受け入れないと何も始まらないのだと実感。
それから、2歳差のリミットが過ぎ、3歳差に。
2人目の妊活を始める前は、35歳までに産む!
と意気込み、35歳で妊娠しなかったら2人目は諦めようか
とも思っていたけれど、35歳も普通に過ぎ
そんな簡単にこどもを諦めることはできなかった。
40歳まで妊娠できなかったとしてもきっと
諦め切れなかったと思う。
やっぱり、あの生まれた瞬間の感動をもう一度味わいたかったし
小さな今にも折れて傷つけてしまいそうなほどか弱い赤ちゃんを
もう一度抱っこしたかった。
娘にもきょうだいを作ってあげたかった。
そして3歳差のリミットが過ぎたあたりから
気持ちが軽くなり、もう何歳差でもいいわ!と思うようになる。
生理が来るたびにがっかりもしたけど、
りこ一人でも大変で
今赤ちゃんがいたらと思うとぞっとする・・・と
何度も夫に話した。
そして、こんなにりこ一人をじっくり見てあげられる時間を
大切にしなきゃねとも話した。
ボタンひとつひとつをゆっくりはめていく姿。
何でも自分ですると、できずに大泣きしながらも
取り組もうとする姿。
洗えてないけど、一生懸命シャンプーで頭を洗っている姿。
大変だった、2歳、3歳前半を過ぎた今だからこそ
娘をちゃんと見てあげられている今(遅いけどね^^;
4歳差で妊娠した今、このタイミングで良かったと思える。
もちろん妊活中はずっと赤ちゃんが欲しいって本気で思ってたし
生理が来るたびに何で妊娠できないんだろう。
何がいけないんだろう、
何か妊娠できないことを自分がしているのかもとか
たくさん思った。
毎回私一人で頑張ってクリニックに通っているのに
夫が疲れて寝てしまった時や、次の日タイミングなのに
大酒飲んで帰ってきたり、何なんだこの人・・・
と、夫に対する信用も失いかけた不妊治療。
タイミング取れないなら、AIHにと踏み切った半年前。
改めて精子の検査をしてみたら、状態悪いし。
もっと早くAIHしてたら・・・とかも思ったけど
全てはタイミングがあったのだと思います。
結果論ですみません。
赤ちゃんが来てくれるのが一番いいタイミングが今だったんだと
私はそう思います。妊娠したからいえることですが・・・
今妊娠していなくても、もっと先に妊娠していたとしても
そう思っていたと思います。
妊娠できなくて、5年も6年も10年もずっと
私より辛い不妊治療をされている方もいて
そしてこどもを諦めた夫婦も何組も知り合いにいます。
りこの時もそう思ったけど、妊娠できたのは奇跡だと。
排卵日みて、タイミング合わせれば妊娠できたよーっていう
人からしたら、妊娠は自分のタイミングで
できるものかもしれないけど、ずっと待って待ってやっとできた
私にとっては2年半も長かった。
5年や10年に比べたらよっぽど早いけれど
毎週期毎週期、一日一日が長かった。
でも頑張って良かった。
4歳差で良かった。
幼稚園に行き始めたりこを見て改めてそう思います。
赤ちゃんが大好きなりこ。
きっといいお姉ちゃんになってくれると思います。
不妊治療をしていて思ったことが別にもう一つ。
それは先生を信じすぎないこと。
不妊治療をしていく上で、先生や看護師さんへの
信頼って大事だと思うんですが
先生といっても、一人の人間。
毎日何百人という患者を見ていたら
間違ったり勘違いすることもないとは言えない。
忙しいからおこってしまう、小さな見落としもあると思うんです。
医療ミスはありませんでしたが、
やはり、自分のことは自分の口で説明しないと
先生にはわからないときもあるし、
違うと言わないと、間違った薬の量を出されるかもしれない。
いや、普通ないと思いますが
自分での確認もしっかりしておかないと
自分が困るっていうことが言いたいだけです。
やっぱり納得して医療を受けなければ
体も受け付けないと言うか、言われるがままでしていても
前に進んでいないかもしれないし。
AIHのことをお願いしたのも自分からでした。
AIHが3回かダメなら、次のステップのことも
視野に入れているとお話しようとも思っていました。
AIH2回目で妊娠できたのは本当に偶然の一致というか奇跡で
何かが違っていたら、妊娠できていなかったと思います。
治療に頼るだけではなく自分でも妊娠しやすい体作りや
環境を作ることも大事だと思いました。
いっそのこと病院が全部食事や運動のコントロールも
してくれたらいいのにーとどんなに思ったことか
妊娠した今、つわりはあるものの妊娠の実感は
まだそこまでありません。
本当に妊娠しているのか?
次の検診では赤ちゃんが大きくなってないんじゃないか
という不安はいつまでも続きそうです。
胎動が始まったら実感が沸くのかな。
短いような長いようなマタニティライフ。
最後の妊娠生活、早く楽しめる時期来てー