読書感想(284)「最後はなぜかうまくいくイタリア人◆宮嶋勲」 | アルジャーノンにシャンパンを

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というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

最後はなぜかうまくいくイタリア人

宮嶋勲著

日経ビジネス人文庫

2025.8.18読了

☆☆☆

優秀で勤勉な日本人が一生懸命造ったトヨタやホンダの自動車が、昼間っからワイン飲んで騒いでるようなイタリア人が造るフェラーリに、F1でもルマンでもなぜ勝てないのか・・・ボクが長年いだいてる疑問なのだが、なんとなくその答えがわかるような1冊です。

日本人とは真逆のキャラクターを持つイタリア人、どちらがいい悪いではなく、それぞれ長所短所があり、それを理解したうえでコンタクトすればいい。ボクもどちらかというとアイデアと発想の人間なので、イタリア人の処世はよく分かる。イタリアの料理やワインも好きだし(笑)。

ちなみにイタリア人は、サーキットで1番速い車は造れても、世界中に認められる高品質の車の大量生産は、絶対にできないというのも事実。