読書感想(227)「スローカーブを、もう一球◆山際淳司」 | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

スローカーブを、もう一球

山際淳司著

角川文庫

2021.5.19読了

☆☆☆☆

学生の頃に買って、お気に入りだったこの本。その後誰かに貸したまま行方不明になってましたが(本あるあるですね)、やっぱり所有しておきたくてAmazonでポチりました。で、30年ぶりくらいに再読。スポーツを題材にしたノンフィクションとしては、ちょっとドラマチックに過ぎる描写が気にならなくもないが、当時はそんな表現にも感動してたんだなぁと遠い目になったりして(笑)。プロ野球日本シリーズの「江夏の21球」や高校野球地方大会の「スローカーブを、もう一球」など、舞台の大小、競技のメジャーマイナーを問わない珠玉の短編8作品。もうこの本、誰にも貸さないよ(笑)。