読書感想(196)「ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい◆クリスティン・バーネット」 | アルジャーノンにシャンパンを

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ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい

クリスティン・バーネット著

永峯涼訳

角川文庫

2019.12.4読了

☆☆☆☆

2歳で重度の自閉症と診断され、一生読み書きができるようにはならないとドクターに宣言されたジェイク。しかし、両親の独創的かつ愛情あふれる教育で隠れていた才能を開花させ、9歳で大学生、12歳で物理数学者になった実話です(ちなみに著者はお母さん、ジェイク は今21歳です)。まぁ、みんながみんなジェイクみたいな天才にはならないだろうけど、両親が子供に注ぐ愛情と、信じて行動するその大切さは十二分に伝わってきます。

レインマンもこの両親に育てられてたら、天才数学者になってたかもしれないね。