読書感想(181)「突破口◆笹本稜平」突破口 笹本稜平著 幻冬舎文庫 2018.7.13読了 ☆☆☆☆ 巨悪に立ち向かう熱い想いを持った刑事たち、という構図は「越境捜査シリーズ」とほぼ同じ。しかし今回のテーマはマネーロンダリングで、銀行の勘定システムなんかも絡んで、ちょっと池井戸潤の小説を読んでるのかと思うほど(笑)。いくらフィクションとは言え、あり得ない話でもないわけだし、ここまで当局を悪者にして笹本稜平さん、大丈夫かい?(笑)。