Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【3月29日(木)】

be月例の、テーマの食材とワインのマリアージュ企画。3月のテーマは桜。と言っても桜を食べるのではなく、“桜の名前がつく食材”がお題目。いろいろ思い浮かぶけど、さて何が出てくるか楽しみ楽しみ。



まずはドラピエで乾杯。



【サクラマスマリネの炙り フロマージュブランと桜塩と共に】

サクラマスはヤマメの降海型で、中国地方では山陰の河川から日本海へ下るもののこと。ちなみに山陽側に生息するアマゴが瀬戸内海に下ったものは、サツキマスといいます。で、この肉厚のサクラマス、じっくり低温調理した火入れが絶妙。甘酸っぱいピュレと紅心大根の辛味、桜塩が3方向からフレッシュ感をアシストしてます。ワインはイタリアの白、チェンブラ ミュラートゥルガウ トレンティーノ 2016。これも爽やかで、春らしさを存分に演出。 



【桜肉のタルタル サラダ仕立て ディジョンマスタード 天然醤油風味】

桜肉は思いつかなかったなぁ。しかもタルタル。さらにこの美しい盛りつけ。思わず唸ってしまった。桜肉のタルタルは臭みもなく、とろけるほど滑らか。ソースはバジルの爽やか系とマスタードベースの2種類。合せたワインはカリフォルニアの、レジオ シャルドネ 2015 スコットセラーズ。新鮮さ抜群の馬肉と爽やかなソースには、キリッと冷えた白ワインがジャストミートでした。 


【桜鯛の香草焼き 桜エビの濃厚ソース】

もう、お皿を運んでくるときから、桜エビのいい香りが漂ってきてテンション上がります。しっかり調理された桜鯛はもちろん美味しいのだけれど、ここは濃厚な味と香りの桜エビが主役といった感じ。そしてワインはシャンドン ロゼ。春、桜と来たら、ロゼ泡は王道ですね。最高のマリアージュでした。

 

今回も驚きと感動の3品でした。とくに最後の桜エビ、もういど食べたい!。アラカルトにラインナップしてくれないかなぁ(笑)。