読書感想(158)「天に星 地に花◆帚木蓬生」天に星 地に花 帚木蓬生著 集英社文庫 2017.11.27読了 ☆☆☆☆ 江戸時代、地方に生きる農民、庄屋、そして医者。厳しい環境で、理不尽な仕打ちを受けながらも、自らの道を全うに進もうとする人たち。今の時代と背景は大きく異なるが、大切なものは変っていない、ということを教えてくれる道徳の教科書のような1冊です。 ちなみのこの本の下巻、北海道旅行中にJRの座席のポケットに忘れてしまい、小樽駅で無事発見。手元に戻ってきたというエピソード付きです(笑)。