読書感想(155)「不祥事◆池井戸潤」不祥事 池井戸潤著 講談社文庫 2017.10.25読了 ☆☆☆☆ 銀行組織の内紛を題材にした小説にはちょっと飽きていたので、著者の銀行物としては“ロスジェネの逆襲 ”以来久しぶりに読みました。仕事が抜群にできる、男前な性格の女性行員が主役。半沢直樹並みの大活躍で、爽快痛快な作品です。銀行の内部事情は概ねこんなもんなんだろうけど、キレキレの彼女みたいな行員って実際いるんだろうか・・・いないだろうなぁ。