naoのブログ

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髪の毛が気になり始めた34歳
AGA始めました

■ 手術開始:「焼かれる私のお尻」



注射から約25分。先生再登場。


「じゃあ始めますね〜」


(え、まだ感覚あるんだけど!?)と思いつつ、もう任せるしかない。


お尻にテープが貼られ、ベッドに回して左右に引っ張られ、お尻が完全に開放される。


たぶん今、自分の肛門、全開です。


麻酔が効いているので直接の痛みはないが、なにかを深く突っ込まれ、焼かれ、削られていく感覚はある。


「ジュー」「ジュー」という音、焦げた匂い。


「今、焼かれてるな」と、はっきりわかった。


15分ほどで終了。


麻酔が効いてるからと、テープを勢いよく剥がされる。麻酔が無かったら悶絶してたと思う。(普段の診察では優しくしてくれるから良し)。


ガーゼを巻かれ、ズボンを履かせてもらい、別室で静養へ。



■ 静養時間:動かない足に焦る



仕切られた薄暗い部屋に移動し、点滴をしたまま1時間半の静養。


暇なのでスマホをいじっていると、ふと気づく。


「あれ? 足が動かない?」


足首から先がまるで動かない。究極に痺れた正座のあと、みたいな感覚。


看護師さんに伝えると、「少し意識して動かしてみてくださいね」と。


手術から90分後、ようやく休養終了。歩けるには歩けるけど、ぎこちなく、スローモーションな感じ。





■ 退院とやさしい飴ちゃん



最後に先生から術後の説明と薬の処方。


  • ロキソニン(定期)
  • カロナール(頓服)
  • 強めの鎮痛剤(自宅でのみ使用可)



帰り際、受付に向かうと、看護師のおばちゃんが小声で


「会計待ってる間に舐めな」と飴ちゃんをくれた。


そのやさしさが沁みた。やっぱり看護師さんって、すごい。


処方も気を利かせて当日分だけ院内で出してくれていて、「このクリニックで良かった」と思った。


ただ、そんな気持ちでいられるのは麻酔が効いている時だけだった…。


手術後編へ続く