神在月を迎え、立冬が過ぎた。宍道湖・中海では水 鳥たちが例年のように次々に飛来している。
しかし湖の様子が変わっていて、水鳥たちも戸惑ったのではないか▼アオコだ。
宍道湖、大橋川や松江市内の堀川には、帯状になったアオコが漂い、吹きだまりは一面、黄緑の絨毯を敷いたようになった。
水の都・松江の面目丸つぶれだ。
中海でも、渦巻き状になったアオコの帯の写真が紙面に出ていた▼アオコの発生条件は、低塩分濃度、富栄養化、高水温、日射量などだ。だから秋の深まりとともに水温が下がり、日射量が低下すると収まってくるのが”常識”だった▼しかし今年は11月になっても終息せず、10月中旬ごろからむしろ増えた。島根大学の大谷修司教授は、従来確認されてきた植物プランクトンではなく、低水温や高塩分濃度に強い種が大量発生したのでは、という。
だが大発生の引き金が何だったのかは不明だ▼酷暑だった今年の夏。島根県保健環境科学研究所によると、宍道湖の水はアオコ増殖の原因となるリン分濃度が高く、過去最高を記録。水温は30度を超え、高水位続きで塩分濃度は低かった。これら要因が複雑に絡み合った結果だろう▼先日の強風で攪拌され、アオコの帯は消えたように見えるが、このまま終息するかは分からない。
青森県の小川原湖では昨年、アオコの越冬が確認されているからだ。
今回のアオコ大発生で、宍道湖の自然は微妙なバランスで保たれ、ちょっとしたことで崩れてしまうことを思い知らされた。
しかし湖の様子が変わっていて、水鳥たちも戸惑ったのではないか▼アオコだ。
宍道湖、大橋川や松江市内の堀川には、帯状になったアオコが漂い、吹きだまりは一面、黄緑の絨毯を敷いたようになった。
水の都・松江の面目丸つぶれだ。
中海でも、渦巻き状になったアオコの帯の写真が紙面に出ていた▼アオコの発生条件は、低塩分濃度、富栄養化、高水温、日射量などだ。だから秋の深まりとともに水温が下がり、日射量が低下すると収まってくるのが”常識”だった▼しかし今年は11月になっても終息せず、10月中旬ごろからむしろ増えた。島根大学の大谷修司教授は、従来確認されてきた植物プランクトンではなく、低水温や高塩分濃度に強い種が大量発生したのでは、という。
だが大発生の引き金が何だったのかは不明だ▼酷暑だった今年の夏。島根県保健環境科学研究所によると、宍道湖の水はアオコ増殖の原因となるリン分濃度が高く、過去最高を記録。水温は30度を超え、高水位続きで塩分濃度は低かった。これら要因が複雑に絡み合った結果だろう▼先日の強風で攪拌され、アオコの帯は消えたように見えるが、このまま終息するかは分からない。
青森県の小川原湖では昨年、アオコの越冬が確認されているからだ。
今回のアオコ大発生で、宍道湖の自然は微妙なバランスで保たれ、ちょっとしたことで崩れてしまうことを思い知らされた。