
鳥取、島根県境の中海に6日正午ごろ、直径約50メートルの巨大な緑色の渦が巻いているのを第8管区海上保安本部美保航空基地の監視飛行中のヘリコプターが発見した。正体はアオコらしい。同基地の担当者は「こんな現象は初めて。中海の栓が抜けたように見えた」と驚いている。
同基地によると、渦は中海の北側にある大根島の北約1キロの地点でみつかった。8日には消えていたという。
国土交通省出雲河川事務所中海出張所によると、8月中旬から宍道湖でアオコが大量発生し、9月上旬から中海にも流入したという。5日には、大根島の北東にある江島の南岸で大量のアオコが確認されていた。
同出張所の片寄秀樹所長は「中海では潮の流れが渦状になることがあり、近くにたまっていたアオコを巻き込んだのではないか」と話している。