
15日付新華社電によると、太湖流域管理局の林沢副局長は14日、湖の西部と南部の広い面積で、浮遊性藍藻類の「アオコ」が異常発生したと述べた。太湖は江蘇省と浙江省の境にある中国第3の淡水湖で、周辺の経済発展にともない、水質汚染や富栄養化が問題になっている。
林副局長によると、かつてアオコの大発生は7-8月にほぼ限られたが、2007年には5月末に発生した。08年は更に早まったことになる。
アオコの発生の直接の引き金は気温の上昇だが、富栄養化をもたらしているのは農業や生活排水に含まれる有機物とされる。
アオコが異常繁殖すると水草など他の植物が光合成ができなくなり死滅。魚類など動物も酸欠や毒素により死ぬ。人に対する影響では、飲用により重篤な肝臓障害などを発生させる恐れがある。
写真は2007年7月に吉林省長春市の新立城ダムで撮影。アオコの異常繁殖で水質が劣化したため水道の取水を停止。住民約2万人が断水の影響を受けたという。