藻類の体内時計を構成する時計遺伝子の存在を、名古屋大遺伝子実験施設の石浦正寛教授らの研究グループが発見した。時計遺伝子はこれまで動物、高等植物、菌類などで見つかっているが、藻類での確認は世界初という。11日発行の米科学誌「Genes&Development」(電子版)に発表した。
石浦教授らは単細胞性の緑藻の一種で池や川に生息する「クラミドモナス」(直径約10マイクロメートル)に、ホタルの発光遺伝子を注入。体内時計の働きで細胞内の葉緑体が光る個体を多数作り、発光周期などを観察。時計を構成すると思われる遺伝子6個を特定した。
今回発見した6個の遺伝子のうち、3個は植物の時計遺伝子と似ている部分があるといい、研究グループは「進化を解明する手がかりになる」と期待している。
石浦教授らは単細胞性の緑藻の一種で池や川に生息する「クラミドモナス」(直径約10マイクロメートル)に、ホタルの発光遺伝子を注入。体内時計の働きで細胞内の葉緑体が光る個体を多数作り、発光周期などを観察。時計を構成すると思われる遺伝子6個を特定した。
今回発見した6個の遺伝子のうち、3個は植物の時計遺伝子と似ている部分があるといい、研究グループは「進化を解明する手がかりになる」と期待している。