縮景園の池に水質浄化の期待 国名勝の縮景園(広島市中区)で、濯纓池(たくえいち)の浄化設備工事が進んでいる。浅野藩ゆかりの庭園の中央部を占めるものの、「ヘドロが見苦しい」「におう」などと不評だった。2月上旬の完成予定で、来園者をがっかりさせていた池が往年の美しさを取り戻しそう。 濯纓池は近くを流れる京橋川から取水。京橋川の水質悪化もあって、水温が上がる夏場は池にアオコが大量発生するなどしていた。このため、園を管理する県教委は昨年10月から、園内の南西部にろ過槽(縦17メートル、横5メートル、深さ2メートル)を設け、底に小石状のゼオライトを敷き詰める工事を始めた。ゼオライトは表面の無数の穴にバクテリアなど微生物がすみつき、水を浄化する。処理能力は日量約120トン。1週間で池全体(約8000トン)の浄化がほぼ終わる計算になる。