猪苗代湖の水質日本一危機 自浄能力が低下、県が調査 | 藻・アオコの話
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    猪苗代湖の水質日本一危機 自浄能力が低下、県が調査

     4年連続水質日本一を誇る猪苗代湖は近年、湖の自浄能力が低下し、水質悪化が懸念される状況であることが福島県の11日までの調査で分かった。このままでは日本一の座は危うい状況だ。

     猪苗代湖は、安達太良山周辺の酸性温泉や、旧硫黄鉱山からの水などに含まれる硫酸が長瀬川を通じて流入する酸性湖。酸性の水で溶け出した鉄イオンなどが、環境悪化の原因となる水中のリンなどを付着、沈殿させる自然の浄化システムとして機能し、湖水の「きれいさ」を保ってきた。

     ところが、湖水は1990年代前半まではpH5程度だったが、徐々に酸性度が弱まり、2006年度は6・5と変化。97年にはアオコを構成する植物プランクトンが初めて確認されている。

     県は「(硫酸量減少への)効果的な対応策は見当たらない」と猪苗代湖の水質悪化に危機感を募らせている。
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