昨年より1カ月早くアオコ大量発生、八郎湖 日常生活への影響懸念 八郎潟町の八郎湖で2日、アオコが大量発生しているのが確認された。水温上昇などが原因とみられ、昨年より1カ月ほど早い。昨年はアオコが原因で町の全世帯が断水する事態に陥った。今年は特製のオイルフェンスを設置して対策を講じているが、町や漁業関係者は、本格的な夏の到来を前に日常生活などへの影響を懸念している。 町や漁業関係者によると、アオコは先月末ごろには一部で確認されていたが、水温が上昇し始めた2日午前中に活動が活発化。町と大潟村を結ぶ大潟橋付近に緑色のアオコが一気に広がり、カビ臭が漂った。風にあおられ、同橋の南約1・5キロの馬場目川河口付近に拡大した。 昨年は8月7日に、八郎湖に注ぐ馬場目川をアオコが遡上(そじょう)しているのが確認された。河口から約3・5キロ上流の町浄水場付近にまで達し、町内の約2400戸が断水した。 県は今年3月、八郎湖の湖水を水質が良好な雪解け水と入れ替える浄化試験を実施したが、悪天候の影響で入れ替えが思うように進まず、浄化は不調に終わっている。