少年兵は行く 弓を背に霞明るし 剣は霜を照らす 秋風に走馬を走らせ 咸陽を出ず 未(いま)だ天子の収めざる 河皇の地 頭を回し望む故郷に似ず 【Yoshiのつぶやき】 気楽に詠んでいるようだが、実情は違うようだ。 なぜ少年が、一人都をでて異国の地に赴くの か? 匈奴との戦争だ。故郷に帰るのではない。 中国の子供は皆この詩を知っているようだ。