園 日暮れ 乱れ飛ぶ鴉

極目 (しょう)(じょう) 三両家

庭樹 人去り尽くすを知らず

春来たれば ()た開く 旧時の花

 

極目:目のとどく限り (しょう)(じょう);もの寂しい

 

Yoshiのつぶやき】

梁園は漢代に文帝の子、梁の孝王の築いた庭園である。

日暮に鴉が乱れ飛んでいる。目の届くかぎり、もの悲しい。

庭園は過って多くの人が亡くなったことは知らないだろう。

春が来れば昔の花が咲き誇っている。

綺麗な詩だと思う。