安西に赴く人を送る 馬上で胡鈎を帯びる 翩翩たり度陇頭小来 報国を思う 是れ 封候を愛するがために萬里 郷は夢となり 三邊 月 愁を作(な)す早(つと)に 須(すべから)く 黠(かつ)虜(りょ)を清め 事無く 秋を経る莫れ 翩翩(へんぺん);軽く翻るさま 度陇頭: 【Yoshiのつぶやき】私にとって難しい詩だ。長安に行く人を送る歌だ。武具を付けた馬上の友だ。旗も翻っている。国を守るためだ。遠い故郷を思うと、三日月さえ寂しい。早く匈奴との戦いを終え、秋には帰ってきて欲しいものだ。