挽弓當挽強 弓を挽かば 當に強きを挽くべし
用箭當用長 箭を用ひなば 當に長きを用ふべし
射人先射馬 人を射らば先づ馬を射るべし
擒賊先擒王 賊を擒にせんとすれば先づ王を擒にすべし
殺人亦有限 人を殺すには亦限り有り
列國自有疆 國を列(た)つるには自づから疆有り
苟能制侵陵 苟くも能く侵陵を制せば
豈在多殺傷 豈に多く殺傷するに在らんや
當に(まさに)、箭
【Yoshiのつぶやき】
孫子の兵法のようだ。杜甫と数カ月旅している感じだが、
この旅は面白い。
この詩は、戦場に行く戦士の気持ちで書いた詩ということだ。