江畔に花を探して2 黄師 塔は江水の前に東し 春光 懶困(らいこん)するも微風に倚(よ)る 桃花一簇(かたまり) 開(ひら)くも 主無し 深紅を愛すべきか それとも浅紅か 懶困(らいこん):けだるい 【Yoshiのつぶやき】 黄師の墓は、杜甫の家の前、錦江の東にある。 春の光の中で、けだるく、微風に寄り添っていると 一群の桃の花が咲いているが、どれが一番かは 決め難い。 深い紅、浅い紅、どちらを愛すればよいのだろう。 詩人はいつもこの様な思考をするのかな!!