従軍行
大漠の風塵 日色を昏(くら)くす
紅旗半(なか)ば捲(ま)きて轅門(えんもん)を出(い)づ
前軍夜戦する洮(とう)河(が)の北
已(すで)に報(ほう)ず 生きて 吐谷渾を檎(とら)へりと
轅門:軍衛の門、吐谷渾(とよくこん)地名で国名、国王の名

【Yoshiのつぶやき】
この時代(AD700頃)匈奴との戦いは、大変重要な事であるのが
判る気がする。
吐谷渾の話をしよう。遼西の鮮卑族である。といっても良く判らない。