騮馬新跨白玉鞍
哉罷沙場月色寒
城頭鉄鼓声猶震
匣里金刀血未干
【Yoshiのつぶやき】
周に驊騮という名馬がいた。一日の千里走る駿馬という。
新しい白玉鞍の駿馬に跨り、進むも
戦いが終わった砂漠の月が寒々しい
城頭の鉄鼓は猶震えているけれど
金刀の鞘にはいまだ乾かない血が付いている。
匈奴と戦争をするなど非日常でおよそ関係の無い話だ
けれど、詩を詠み、絵を見ていると、自分も李白と一緒にその場所に居る
ような気になるから不思議です。