清く明るく清明時節雨紛紛路上行人欲断魂借問酒家何処有牧童遥指杏花村清明節時は、雨が紛紛路上行く人魂断たんと欲す少々お尋ねしますが、どこか酒家は有りませんか牧童は遥か杏花村を指さした。【Yoshiのつぶやき】清明節(4月5日)頃は雨が降る。グーグルで調べたら今も杏花村と言う村があった。長江沿いに上海から西へ進み、九江市を過ぎたあたりだ。魂を断つとはぐったりする感じだ。杜牧は西安市の人で、晩唐の繊細さを排し、平明で豪放な詩風であるとのことだが、この詩はのどかな景色が目に浮かぶ。