白帝城
朝辞白帝彩雲間
千里江陵一日還
両岸猿声啼不住
軽舟己過万重山

朝に彩雲の間、白帝を辞す
千里の江陵一日に還る
両岸 猿声啼り住(や)まず
軽舟己(すで)に過ぎる万重の山

【Yoshiのつぶやき】
李白は西域・隴(ろう)西の人四川で育った。詩仙と称される。色々政治との関わりがあり、
この詩は、左遷先の白帝城から、250km下流の広陵まで一日で戻る喜びを表した。