福島に地震が起きた。福島に津波が来た。福島で巨大地震が起きた。2011年3月11日、午後2時46分の事だ。あれから4年になる。上の写真はナショナルジェオグラフィック2012年2月のものだ。
このことをTVで知り、同時に仙台空港で、押し寄せた津波に流されて、北上川か、大きな飛行機が何機も上流に向かって流れる図は驚き以外の何物でもない。此の後、東京電力福島第一発電所の事故を知ることになった。
【状況説明】
001(11/3/12) 福島第一 電源停止:地震で同原発の原子炉が自動停止したが、冷却水を注入するための非常用ジーゼル発電機が稼働せず、バッテリーで運転中
福島原発、1,2号機で,自動停止後の冷却水確保のための電源が確保できない上、緊急炉心冷却装置を動かす非常用ジーゼル発電機も停止している。電源車は生きている。
一方福島第二では外部電源が確保できている。
原子炉に大量の水を注入しなければならない事態か? Yoshi
(11/3/13の報道)
① 圧力容器内の冷却水が減り、燃料棒が露出
② 燃料棒異常過熱して炉心溶融の可能性、内部の水蒸気圧上昇
③ 圧力容器から格納容器に出た水蒸気の圧力上昇
④ 水蒸気から水素が発生、建屋内に充満
⑤ 水素と周囲の酸素が反応して爆発
⑥ 建屋が崩壊、格納容器と圧力容器は変化なし
⑦ 海水を注入して冷却目指す
002(11/3/13) 福島第一 過熱阻止へ海水注入 建屋が爆発
原子力安全・保安院は12日午後「炉心溶融以外では考えられないことが起きている」と発表した。原子炉のある建屋が爆発、格納容器の破損はないが、核分裂に伴うセシウムやヨウ素を周辺から検出。東電は同日、原子炉に海水を注入し、炉心を冷やす作業を開始した。

003(11/3/28) 福島第一 原子炉冷却長期化
この時点での事故に対する認識
上記は日経誌記載のものです。白抜きで課題を示しています。