気候変動が既に始まっている自然界および人間社会の気候関連リスクを増幅すると予測されています。あるものは地域限定的ですが、あるものはカスケード的(相互効果によるっ増幅)に、気候変動がある潜在的利益(例えば寒い所が耕作敵地になるなど)ももたらします。
個々に検討しましょう。;

淡水資源:淡水資源に関するリスクは向上します。淡水資源の枯渇が予想される人々の割合は増加します。主として大河の温暖化に起因する洪水がもたらすものです。
気候変動は主として亜熱帯地域で、再生可能な淡水資源(地表水および地下水を含む)の減少をもたらし、各地で水争いを起こしています。逆に、高緯度では淡水資源は増加する傾向にあります。より計画的な水資源利用が必要になります。
森林および淡水エコシステム:多数の樹木と淡水性植物が絶滅のリスクに瀕している。
種
動植物が生息する場所を移動する(例えば稲の生息北限が北へ移ること)速度があり上の図に示されて
いる。樹木(Trees)、草(Herbaceous)、偶蹄哺乳類(Split-hoofed mammals)、肉食哺乳類
(Carnivorous mammals)、齧歯類(Rodents)、霊長類(Primates)、植物捕食昆虫Plant-feeding
insects)、軟体動物(fresh water mollusks)である。
左縦軸は植物や動物が住んでいる場所から逃げ出す速度で、右縦軸は、気候速度(その場所の気
温が上昇する速度)を示します。右の白い箱は当該生物が生息できる上下限です。
下の方に位置する生物は絶滅することになります。

水産資源も大きな変化を受けています。
水産1
上の図は1,000種の食用魚(exploited fish)と無脊椎種(invertebrates)の2001-2010年平均と、2051-2060年の賦存配分(re-distribution)比較です。赤は50%以下に減少したもの。青は現状と変わらないものです。赤道付近と南極で水産資源が著しく減少していますが、我々の気になる所は日本近海の資源減少が非常に大きいことです。一昨年ころから鮭とサンマが減っていますが、もう⒑年もすると我々の口に入らなくなるとではと気にしています。(Yoshiのつぶやき)
R
上の図は1,000種の食用魚(exploited fish)と無脊椎種(invertebrates)の2001-2010年平均と、2051-2060年の賦存配分(re-distribution)比較です。赤は50%以下に減少したもの。青は現状と変わらないものです。赤道付近と南極で水産資源が著しく減少していますが、我々の気になる所は日本近海の資源減少が非常に大きいことです。一昨年ころから鮭とサンマが減っていますが、もう⒑年もすると我々の口に入らなくなるとではと気にしています。(Yoshiのつぶやき)