古事記(日本昔話)の序(かきだし) (2014-2-7 Yoshi)
ある日川崎市図書館で古事記を見つけた。かねて関心を持ってはいたが、どこで読めるか知らずにいたところやっと出会った気持ちだった。上・中・下巻とあり、上は「神の物語」、中は「神と人の物語」、下は「人の物語」である。まずは、上巻を一緒に読んでくれる友があればご一緒したい。
① 古事記の編纂は、西暦712年、壬申の乱後、天武天皇(673)の時代です。
② 神と人と
a.神の物語は下の通り;
アメノミナカヌシノ神
イザナギノ命(大八島国)
イザナミノ命
天照大神(高天の原)
ニニギノ命(天孫降臨)
ウガヤフキアエジノ命(天神御子)
b.神と人の物語は、神武天皇(天神御子、第1代天皇)から応神天皇(儒教の渡来)までであります。
天照大神(高天の原)←イザナギノ命・イザナミノ命→大八島国(水穂の国)
│ ↑
└――――→天孫降臨(天神御子)――――――――┘
高天の原は天上国家であり、天孫の降臨により水穂の国が建設されました。
古事記の来歴は、上巻の序に記載されていますので、古事記序を現代文に書き換えましょう。
【序の抜粋】
臣(しん)安萬侶(やすまろ)が申します。混沌(こんとん)としていた天と地が固まりつつありましたが、はっきりとした形にはなっていません。名もなく形もなく、誰がその形を知りましょう。そんな中で、天地が始めて分かれました。三人の神様が、万物の創造の主となって、昼と夜を創り伊邪(いざな)那岐(ぎのみ)命(こと)と伊邪(いざな)那美(みのみ)命(こと)を万物の祖(おや)とされました。それから黄泉国(よみのくに)と葦原国(あしはらのくに)に出入りして、天照(あまてらす)大御神(おおみかみ)と月読(つきよみの)命(みこと)が現われ、海水に浮き沈みしていた天の神と地の神が現われました。天と地はなお混沌(こんとん)としているけれど古くからの言伝えにより、大地ができ島が出来た時を知って、古い昔のことではあるけれど、昔の賢人の伝えによって、神を産み、人を作った世界の始めを知ることが出来ました。
天照(あまてらす)大御神(おおみかみ)の天の石屋戸の言伝えや、須佐之男(すさのおのみ)命(こと)の天照(あまてらす)大御神(おおみかみ)との約束の言い伝えなど多くの神々の言伝えや、須佐之男(すさのおのみ)命(こと)が剣を喫(く)い大蛇(おろち)を退治し、多くの神々が生まれました。天(あめ)の安(やす)の河原(かわら)で大勢の神々が相談し、天下を平定し、出雲の伊那佐の小浜(をばま)で大黒(おおくにぬ)主神(しのみこと)と問答して国土を清めました。是(ここ)で、番(ほの)仁岐(ににぎの)命(みこと)が初めて高千(ほたかち)穂嶺(のみね)に降り神倭(かみやまとの)天皇(すめらみこと)(神武天皇)が秋津島を治められることとなりました。
【Yoshiのつぶやき】本日はここまでとしましょう。
ある日川崎市図書館で古事記を見つけた。かねて関心を持ってはいたが、どこで読めるか知らずにいたところやっと出会った気持ちだった。上・中・下巻とあり、上は「神の物語」、中は「神と人の物語」、下は「人の物語」である。まずは、上巻を一緒に読んでくれる友があればご一緒したい。
① 古事記の編纂は、西暦712年、壬申の乱後、天武天皇(673)の時代です。
② 神と人と
a.神の物語は下の通り;
アメノミナカヌシノ神
イザナギノ命(大八島国)
イザナミノ命
天照大神(高天の原)
ニニギノ命(天孫降臨)
ウガヤフキアエジノ命(天神御子)
b.神と人の物語は、神武天皇(天神御子、第1代天皇)から応神天皇(儒教の渡来)までであります。
天照大神(高天の原)←イザナギノ命・イザナミノ命→大八島国(水穂の国)
│ ↑
└――――→天孫降臨(天神御子)――――――――┘
高天の原は天上国家であり、天孫の降臨により水穂の国が建設されました。
古事記の来歴は、上巻の序に記載されていますので、古事記序を現代文に書き換えましょう。
【序の抜粋】
臣(しん)安萬侶(やすまろ)が申します。混沌(こんとん)としていた天と地が固まりつつありましたが、はっきりとした形にはなっていません。名もなく形もなく、誰がその形を知りましょう。そんな中で、天地が始めて分かれました。三人の神様が、万物の創造の主となって、昼と夜を創り伊邪(いざな)那岐(ぎのみ)命(こと)と伊邪(いざな)那美(みのみ)命(こと)を万物の祖(おや)とされました。それから黄泉国(よみのくに)と葦原国(あしはらのくに)に出入りして、天照(あまてらす)大御神(おおみかみ)と月読(つきよみの)命(みこと)が現われ、海水に浮き沈みしていた天の神と地の神が現われました。天と地はなお混沌(こんとん)としているけれど古くからの言伝えにより、大地ができ島が出来た時を知って、古い昔のことではあるけれど、昔の賢人の伝えによって、神を産み、人を作った世界の始めを知ることが出来ました。
天照(あまてらす)大御神(おおみかみ)の天の石屋戸の言伝えや、須佐之男(すさのおのみ)命(こと)の天照(あまてらす)大御神(おおみかみ)との約束の言い伝えなど多くの神々の言伝えや、須佐之男(すさのおのみ)命(こと)が剣を喫(く)い大蛇(おろち)を退治し、多くの神々が生まれました。天(あめ)の安(やす)の河原(かわら)で大勢の神々が相談し、天下を平定し、出雲の伊那佐の小浜(をばま)で大黒(おおくにぬ)主神(しのみこと)と問答して国土を清めました。是(ここ)で、番(ほの)仁岐(ににぎの)命(みこと)が初めて高千(ほたかち)穂嶺(のみね)に降り神倭(かみやまとの)天皇(すめらみこと)(神武天皇)が秋津島を治められることとなりました。
【Yoshiのつぶやき】本日はここまでとしましょう。