点と線と面積の話をしようと思った。そんなことは判ってるとの声が聞こえるような気がする。だけどちょっと待って欲しい。自然数の中で一番大きな数は1であるって間違えかけたじゃないか。一番簡単なことが一番難しい。

 

だけど、我々は数学者ではない。そこを端折って、当面必要なことだけ理解し先へ進むのが理想だ。

 

点って何だ。空間で、場所だけあるのが点だ。一次元の世界では、始点(始まりから)の距離だけ判れば決められる。二次元の世界では、縦方向と横方向の2つの距離が判れば決まる。以下同様。

 

点が動けば線ができる。線には、長さがある

線が動けば、面積ができる

 

ついでに面積が動けば立体となる

 

もともと何でこんな話になったかと言うと、数字が判ったけれど、いかにも抽象的だから。これを具体的にしようとしての話だ。
点と線 

初めに点(S1)があった。次いで、左側に点(S2)が出来た。S1S2とを結ぶと、線が出来る。その線を点(S1)と点(S2)で切り取ると、線分(S1/S2)が出来る。これは長さはあるが、面積はない。右下に点(S3)を作り、3つの点を結ぶと。三角形が出来る。今度は面積ができた。

なんだか、点とか、線とか、面積とかが、判ったような気になった。してみると。数と、図形を同時の考えるのは良いことのように思う。

(2013-1-27 Yoshi)