子曰;“温故而知新、可以為師矣”
子曰く、故きを、温めて新きを知る。以て師と為すべし。
The Master said, “He who keeps reviewing the old, and acquiring the new, is to be a teacher. ”
温故知新もまた孔子の言葉だ。論語は孔子が亡くなった時、弟子が3年間喪に服した弟子達が孔子との会話を思い起こし まとめたものだが、後にこれほど多くの人々に読まれた書物は少ないと思う。弟子達の思いも加わっているのだろう。
最近というか、この10年ぐらいいつも残念に思う事は、諸外国に比べ、我が国の人達の報告書作成の不味さである。
例えば、微細藻の研究報告書である。微細藻は何年かサイクルでブームが来る。
バイオジ^ゼルは米国で1970年末、第二次オイルショック後、カーター大統領(1977年~1981年)の時に石油代替として始まったものだが、
その時以来現在まで続く研究報告書が 外国人の我々にまで、公開されている事は勿論、当時第一線で研究した研究者が40年を経てなお、元気に活躍していることだ。
ほぼ同じ研究費を投じた日本の研究の報告書が2001年が手元にあるが継続性という意味で全く無用の産物である。納税者として寂しい限りである。
(2012-6-24 Yoshi)