今もある湖水の誕生


Yoshiのブログ-湖水


硫黄と微細藻が沸騰する熱水を活きた湖に変えた。(National Geography,January 2012)

20059月、アファール窪地の牧夫は、ハリウッド映画の1シーでも見るように、ラクダとヤギが地球のあくびに飲み込まれるのを目の当たりにした。この場所から、アフリカ大地溝帯沿いに、500km北のErta Ale火山が3日間噴火し、火山灰と雨が降り、窪地は火の海と化した。やがて噴火は止み、大きな湖ができた。大地溝帯には沢山の湖が有り、餌のスピルリナを求めて飛来する話しを前に伝えたが、新しい湖が誕生していることは大きな驚きである。

「水は火山ガス中の水蒸気が凝縮したもの、水の蒸発は塩とミネラルを凝縮し活き活きした地殻を生み出す。(National Geography,January 2012より)」とある。


Yoshiのブログ-エチオピア

海抜-150mのアファール窪地(AFAR)と大地溝帯(Great Rift Vally)は世界で地質学的に最も活発な地域といわれErta Aleは今でも溶岩を流出させている。数十億年前に起きたことを眼の前で見ることができる。


Yoshiのブログ-あくび

近くに澄んだ湖水もあるようだ。地底に届くだろう青い水が不思議に見える。

1980年に訪れたイエロ-ストーン国立公園で良く似た光景に出合ったことを思いだした。


(2012-1-13 Yoshi)