食材としてのスピルリナ
食材としてのスピルリナは色々な特長を持っているが、ここではアミノ酸とグリコーゲンについて説明する。;
上の表は、スピルリナ、マイワシ、牛肉サーロインのアミノ酸組成である。
スピルリナは藍藻で、原核生物と紹介したが、地球上で1番最初に出現した植物とも紹介した。マイワシは海に棲んでいて微細藻が主食だからアミノ酸組成が同じなのは納得できるとしても牛肉のアミノ酸組成がスピルリナによく似ていることは不思議なことだ。明後日世界人口が70億人に到達するそうである。
スピルリナはアミノ酸素材として極めて心強い存在である。
スピルリナは光合成の産物として、他の植物のようにデンプンを作るのではなく、エネルギー変換に有効なグリコーゲン(動物性の炭水化物)を作る。植物と動物との中間的な生物なのかも知れないと思う。
スピルリナの大量栽培は、独立栄養連続運転である。
(2011-10-30)