８月１４日は朝の５時４０分頃に目が覚めた。
雷でひっきりなしに空はひかり
大きな雷の音と地響き。。。
近くで落ちていることは間違いないなと感じる。
恐怖と不安からTVをつけようとするが
停電で電気はつかない・・・
きっと朝だろうと思いながらもその時は、
今が朝なのか夕方なのか？
わからなかった。
まさにバケツをひっくり返したような雨だ。
異様な光に包まれる空
すぐに通電したがそれまでの時間がとても長く感じた。
気がついてみると、愛猫が１階の方をとても気にしながら
こっちを向いて鳴くという行為を繰り返していて不思議に思い
一階に降りてみると
このとおり
近くにあるまだ大丈夫なものをとりあえず階段の上に移動
浴槽からもお風呂場の排水口からも下水が逆流
洗濯機・洗面の排水口からも下水が逆流
みるみるうちに水位はあがって１階はふくらはぎまで浸水していた
ガレージもこのとおり
外を見ると
雨は上がっていたが水位は一向に下がる気配がない。
この頃で朝の８時過ぎ頃
気がつくと起きてからあっという間に２時間以上もたっていた。
片付けようにも水が引かないことにはどうすることもできない。
ただじっと外を見ることしかできなかった。
たまたま近くにいる家族も、旅行中で本当は私も行く予定だったが
前日から体調がすぐれず、出かけることを断念していた。
今思えば、虫の知らせというやつだったのか？
出かけていれば、間違いなく被害はもっと大きかったはず・・・
不安と孤立感と片付けのことを考えるとやりきれなかった
心配そうにしたを見る愛猫
それから２時間後ようやく家中は水が引き
この惨状
それからはただただ無我夢中で片付けに追われていた。
床・全体を水洗いし土や砂を取り除き
水が付いたところは全部水あらいし
ガレージも水洗いのあとボウズリでゴシゴシそうじした。
もう使えないもの、まだ使えそうなものを仕分けして
ゴミをまとめたり、ガレージに流れてきたゴミをまとめたり
その後全体的に消毒液を巻いて乾かす。。。
その後
家の中は新聞紙を敷き詰め乾燥
気がつくと夜の１０時をまわっていた。
周りの家も多方片付けがひと段落ついている様子だった。
あっと言う間のような長かったような・・・
そんな１日だった。
今日になって体は疲労困憊いつも以上に動かない体の力を振り絞って
ゴミ出しガレージの水洗いをした。
まだ
少し匂いが残っているのが少しツライが
昨日の参上を思い出せばきれいになったほうだ。
ニュースやツイッターを見てみると
私の家よりひどいところがたくさんある。
こんな水害は３・４０年振りなんだそうだ。
そしてあらゆる川が氾濫した中で
うちの近くにある小さな川はあと１０cmほどで氾濫する
寸前だったそうだ。
それを思うとまだまだ不幸中の幸い
いろんな意味でいい勉強になった。
１日たった今では、昨日の水害があったことすら嘘のように
外はすっかり片付いる。
きっと昨日の状況を知らない人にはいつもどおりに見えるだろう。
１日でここまで復旧する人の力にも感動を覚えた。
またいつこのような豪雨がきてもおかしくない地球環境で
日頃の備えが本当に大切だということに改めて考えさせられた。
今回の豪雨で被災された方々に
お見舞い申し上げます。