念ずれば花ひらく
辛い、苦しいと嘆きたくなるときに、愚痴を言う代わりに自分を潤し、力づける言葉を坂村真民の母親は持っていた。「念ずれば花ひらく」・・・・・出典「到知」8月号
坂村真民の詩の中でも、私の好きな詩をひとつ。
<二度とない人生だから>
二度とない人生だから一輪の花にも無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声にも無心の耳をかたむけてゆこう
二度とない人生だから一匹のこおろぎもふみころさないようにこころしてゆこうどんなにかよろこぶことだろう
二度とない人生だから一ぺんでも 多く便りをしよう返事は必ず書くことにしよう
二度とない人生だからまず一番身近な者たちにできるだけのことをしよう貧しいけれどこころ豊かに接していこう
二度とない人生だからつゆくさのつゆにもめぐりあいのふしぎを思い足をとどめてみつめていこう
二度とない人生だからのぼる日しずむ日まるい月かけてゆく月四季それぞれの星々の光にふれてわがこころをあらいきよめてゆこう
二度とない人生だから戦争ない世の実現に努力しそういう詩を一篇でも多く作ってゆこうわたしが死んだらあとをついでくれる若い人のためにこの大願を書きつづけてゆこう
気持ちが潤いますね。日常生活で忘れてしまっていることばかりです。