ノーヒットノーラン | 念ずれば花ひらく「会社経営」

ノーヒットノーラン

昨日は、中学生の長男が野球部の練習試合だったそうです。

夕方帰ってくるなり、スコアブックを会社のコピー機でコピーし始めています。

「なんだ、なにやってんだ?」と私。

「へへっ・・・」と息子

覗いてみてみると・・・



何とノーヒットノーラン☆
奪三振数10個☆
しかも完投☆

そして、何でだか打順も4番で3打数1安打☆



「へ~、すげえじゃね~かよっ」と言いながら、犬ころのように頭撫で撫で、坊主頭をかきむしり、肩を抱いて背中をパンパン叩きながら祝福しました(笑)

コピーしたスコアブックは、その後パウチして大事に保管です^_^;


現代中学野球は、まだ成長途中の肩と肘を痛めることを避けるために「先発→中継ぎ→抑え」とプロ野球のように役割が決まっています。

うちの息子は、1年生のときから【抑え】でした。左腕で地肩が強いので抑えには最適だったのでしょう。

しかし、本人は「試合に最初っから出られないのは辛い、外野手に転向しようかな」って悩んでいたみたいです。


私は、彼とキャッチボールする度にストレートの速さとカーブの切れが毎回良くなっているな~と感じていました。
「じゃ、次落とすよ」なんて、フォークを投げられた日には
「中学生でこんなに球落ちるのか?」って唖然としたものです。

でも、敢えて

「そんな、小手先の球ばかり投げないでストレートをもっと磨け!手首を上手く使うんだよ」って言い続けてきたんです。

息子は私の家や親戚の家にある野球小僧時代(小・中・高)の写真を見ていて「野球のことだけは親父から教わっても間違いないな」と思ってくれていたのか、毎回素直に矯正していました。

難解なルールや頭を使うプレーについても、いつも疑問をぶつけてきました。


そんな、素直さが彼にノーヒットノーランをさせたのでしょう。
この成功体験が、またひとつ彼を大きくしてくれるのでしょうね(^^)


これって、社会に出ても全く同じだと思うんです。
人間には、【素直さ】がとっても大事ですね。

人の話をきちんと聞ける、人の良いところを真似てみる、まわりを素直に受け入れる・・・

こんな素直さを、高潔な心とともに私もずっと持ち続けたいものです。



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