映画/ミッションインポッシブル・デッドレコニング PART ONE | Lifestyle at 62 years old・バイク、映画、投資、旅行、グルメ

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昨日は暑かった

上映時間が15時くらいだったのでバイクで走っていても吹く風は焚き火の前に居て炙られているような暑さだった、冬ならば少し暑くても周りが冷えているので不快な熱気がすぐに快適な暖かさに変わるが、昨日の熱さは別物、不快極まりない熱さだ、いわゆる逃げ場が無く苦しみに耐えるしかない拷問的な暑さであった...


映画の話に戻ろう

ミッションインポッシブルのシリーズは全作観てはいるが最高傑作と言っても語弊はないだろう


大抵のアクション映画は全体的なストーリー構成は序盤において大体察しはつく、後はそのドタバタぶりを楽しむといった流れが多いが今回MIは違っていた

冒頭から始まるシーンで今まで想定されるケースからは外れ予想外の事件には?といった観る者の興味をグッと惹きつけインパクトを与える、この辺の映画の作り方は上手いなと思わされる


敵は人間ではなく人工AI

これに似たものとしてはターミネーターが有るが、あのAIはかなりAI自体が突出して具現化し攻めてくるがMIのAIは自我に目覚め(この辺は同様)その関わり方が今の社会、生体AIを活用すべく動き出した環境と類似し、静かに強かに染み入り狡猾に振る舞い、優秀が故に表面には顔出さずに、それでいて人間を含め全てを何億通りのシュミレーションから最適な判断を下し、それに適した人材を巧みに利用して自らの補完を企てる


全く作品は違うがこの辺りはターミネーターの前述、前段階の映画として捉えられても矛盾は無い、ターミネーターに至る前の最悪になる段階の人類とAIとの闘いを描いた作品として考えても面白い


ただ当然ながらターミネーターとは違い、前提としてAIが主としてあるがあくまでも肝は血の通った人間の葛藤を描いた作品である事


随所で繰り広げられるアクション

銃、格闘、剣技、バイク、車

これらのアクションシーンは全て今までにはない斬新な映像ばかりで観るものを圧倒する

先の読めない展開に観るものは釘付けとなり冷静に達観視しようとしていた自分がいつの間にか映画に引き込まれ手に汗を握ってドキドキしている自分に気がつく

ミッションを遂行する為には人命をも厭わないのが当然であるが、そこにイーサン(トムクルーズ)の仲間の命は全員守る、といった作戦との矛盾とジレンマが生じる、強い思いを内包しながら熱くならずに冷静に受け応えする演技は絶妙で、まるでドキュメンタリー映画のようであり物事を信憑性に重さを与え観るものをシラけさせない


そして全体に繰り広げられる世界各地の素晴らしい風景がビジュアル映画のように大画面一杯に広がり、アクションシーンの緊張と風景の映像美を観せる事で感情の緩和をもたらしメリハリを生み、一気に3時間弱の映画は終了してしまう。


これはpart1であるのでまだ終わらないがpart2に繋げる終わり方が妙なモヤモヤ感を観るものに抱かせずに、ある意味一つ決着した安堵感(これは実際観て確認)を演出しスッキリと繋げる、ここで次作を観なくとも満足出来る感覚を得られる


この作品は脇役の俳優の演技もポイントで見逃せない


善と悪、男と女、本当と嘘


この辺の感情が入り乱れ、また交差して映画に深みを加える、単にアクション映画がだけでは終わらない魅力満載の映画であった


これは映画館で観るべき映画の筆頭


始めから小さな画面で観ると感動を得られず損し後悔する事、必至!









それでは、また...









PS:BMWの車両とバイク、てんこ盛り!