自己満足の為なのか、それともストレス解消の為なのかKTMを磨く
綺麗にしていくと惚れポイントを見つける
ホイール鮮やかオレンジ良いとか
リヤディスクブレーキのゴツさも男心をくすぐる
WP(ホワイトパワー)のサスペンションが良い、高速道路でのギャップもそつなくこなし走行に対して不安を抱かせない
軽量化され強度を持たせた独特のクロスボーンのスイングアームが芸術的で美観を満足させる
オレンジのトラスフレームが単なるフレームの域を越えDUKEに大きな個性としてインパクトを与え、この隙間から見えるDOHCエンジンはショートストロークでボアの大きなビックピストンが暴れるのを抑え込む
気難しい様を表すかのようにガンメタリックに塗られた無骨なエンジンは猛々しい音を奏で乗るものにアクセルを開けることを強く強要する
フレームの間を縫うように後方に伸びるマフラーは野太く乗り手の走り方によって7色の焼き色を染める
先日取り付けたゲルザブがまとまらずにいたが何とか落ち着いようだ違和感は消え全体的なマッチングが良くなった
潜在的な性能は高い
しかしながらそんなバイクを乗りこなせていないと感じている自分に些かジレンマもある
そこまで追い込んで乗るには公道では無理があると思うからである
でもこのバイクはそれを要求してくるから始末が悪い
その辺の妙なストレスが生じる
その点SC57はそのレベルでは死ぬと痛感させられるので気持ちが着地するのだがDUKEは軽さからなのか無謀なチャレンジ精神を掻き立てられるのである
またそれに釣られそうになるもう一人の馬鹿な自分も存在するので心の葛藤を乗るたびに抑え込む事になる
それ程までに390DUKEは美しく面白いのだから仕方ない
そて何処に行こうか...
それでは、また...