KTM・390DUKE | Lifestyle at 62 years old・バイク、映画、投資、旅行、グルメ

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バイク遍歴
KTM 390DUKE/HONDA CBR1000RR(SC57)Qlic110/SUZUKI Let's/BMW S1000RR

その他たまに
株式投資、 FX、ETFなどを含めた悪あがきの日々の出来事、気になった事を綴ってます。

昨日の朝は涼しかった

天気も良さそうだ
いつもの気まぐれ予定も立てずに走り出す、そんな俺が目覚める
時計の針は4:00
早めに行けば午前中には帰れるだろう、なら善は急げ
さっと支度をすませDUKEの鍵を握り外に出る
行く場所は決めてはいない、なんとなく環八へ
何となく南下、ここで中央高速道か東名高速道、はたまた第三京浜か気温の低さも手伝い遠目に行くことを想定して東名高速道、東京インターから西を目指す
海老名SAで朝食を摂る
吉野家の朝牛セットを食した後、箱根の大観山を目指し本線に戻る、今朝DUKEにETCのカードを入れようとしたがシートが外れなかったので、今日は手持ちのカード払いにした、手続きに多少の時間はかかるが割引はシッカリしてくれる
手続きしている間に料金所のオジサンと雑談を交わす、暇な時は退屈なのか話出すと止まらない

箱根の湯元から関所まで峠を越えのだがメッシュジャケットに厚めのロングTシャツだけでは寒かった、関所から大観山向かい途中の気温計を見たら21度であった、道理で寒いわけだ...





今日の大観山はDUCATIと車はPORSCHEが多かった、KTMは私以外一台も無し


芦ノ湖スカイラインから箱根スカイラインを通り抜け御殿場を目指す


途中の三国峠にて



【齢60にしてジャジャ馬を乗りこなす俺】


ここまで走ってきて感じたことだがDUKEは高速道路、峠道でも最高のポテンシャルを発揮する


高速道路においては6速、6000回転で100km


1000回転時増すごとに約17kmスピードは上がる


試しに10000回転に上げてみたらその通りの結果がカラー液晶モニターに数字として表れた


その速度域においても車体は安定して怖さはあまり感じられなかった、この速度域においてはHarley-Davidson/XL1200CXは限界を感じていたので車重の軽さが大きく影響しているものと考えられる


約260kgのHarley-Davidsonに対して150kgのDUKEこの差は歴然


この差は峠道に於いても数段上のアドバンテージがある


同じ道を今回走ってみたがコーナーリングスピードが違う、坂道での立ちあがりが違う


エンジンについては6000回転まではアクセル回度に応じて反応するが、それ以降は2倍速から3倍速でタコメーターが跳ね上がる


この段階においてはCBR1000RR(SC57)よりも速いのではないかと思われる


ワイディングなら十分にSSリッターバイクにも引けを取らず追い回すことも容易い


エンジンフィーリングについては低回転域ではDOUCATIのあのドカドカ感があり、中回転域ではHarley-Davidsonのトルク不足のもたつきからの野太い排気音を発生させ、高回転域では抜けるような甲高いコォーンもしくはカォーンといった乗るものの感性を激しく刺激し楽しくさせ、そしてバイクがエンジンを停止拒み何処までもライダー走らせようと囁きかける、そんなサウンドだ

KTMはトロトロ走るなど許してはくれないのだ静かに走るには自己抑制との葛藤がつきまとう


足回りについて、これもHarley-Davidsonとの比較になってしまうがサスペンションの道路の凹凸に対する適用力がかなり高い、過去に走った時に感じた車体への衝撃、挙動、反応性のネガディブな要素はなく気持ちよくコーナー駆け抜けることが出来る、どんなに寝かしてもステップをするなど一度もなかった、かなり限界値も高い


市街地においても乗り心地は良く、ギャップなどでの突き上げなどあってもダンバーが良い仕事をして車体の上下動を瞬時に抑え込む


故にオフロード、サーキットという特異な走行シーンを除き一般公道に於いては最速にして最強と言っても過言ではない、これは乗ってみれば分かる事、但し試乗した後、貴方は乗り換えたくなってしまうかもしれない


KTM・390DUKEはバイクという大人の玩具としては最高すぎる...








しかしながらそうは言っても欠点はある...


今の時点で私の感じている欠点は4点



先ずはデザインであろう

このマスク(横の張り出しがKTM好きには堪らないポイントなのだが...)


とてもこの世の物とは思えないフェイス


バッタか?カマキリか?

無機質なロボットのようで血の通わない感じして馴染めない



外観も



鋭角な部分が多く愛着が持てない


トラスフレームが嫌い


DOHC単気筒か単気筒ならOHCが良いかなとか...

2気筒か4気筒が良いよな...とか...


なんだこのオレンジ色(今は見ると元気が出ます)は恥ずかしくて乗ってられない....




実は私も大嫌いでした...


しかしながらバイクを探す時にいろいろと条件を変えて探っていく度毎に、その先にいつも必ずKTMが候補に上がる


それでYouTubeとかNET調べてみたら、面白いらしい


それでたまたま他には無いlimited Editionに巡り合った...


他には無い唯一無二の1台


NET見てはいたが実物は更にカッコいい...


納車されて2度惚れしました...


乗ってみて3度惚れ...


まあ飽きないんですねコイツはいろんな顔を持っていて、まだまだ全て探りきれずにいる、カラー液晶モニターの使い方なんて全然分からない、すごい機能が備わっているのは知っていますがね...





二つ目の欠点

座面の高さからくる足付きの悪さだ...

まぁオーストリア人の体格に合わせてデザインされてると言われれば仕方ないが日本人の体型の7割の人にはキツイだろうと思われる...

私も両踵は着かない(身長180cm)

おのずと実用的に扱えるライダーは限られ、一部の体格に恵まれた者だけがその恩恵を享受出来るといった悲しい運命を背負ったバイクがKTMというメーカーのバイクなのかもしれない...

故に立ちごけ必至...要注意!






三つ目の欠点

シートが硬い

なので長時間の走行には覚悟が必要

ロングツーリングで2泊3泊する場合翌日はお尻が痛くて走れなくなる可能性大である...

日帰りでもお尻に多少のダメージがあるのは否めない

救いとしてはクラッチが軽い、人差し指だけで充分操作可能

スリッパークラッチを未装着ではあるが回転数を合わせればクラッチ握らずとも容易にシフトアップダウンが出来る、この辺もHarley-Davidsonとは別もので回転数を合わせてシフトアップダウンはKTMとは違い容易いものではなかった、かえってそれが今となってはプラスの経験となって生きている


ありがとうHarley-Davidson







四つ目の欠点

それはハンドルの振動だ...

これも短時間なら問題ないがツーリングの際には影響があるだろう

約10時間乗ってきて左手が痺れた

これは乗り方で解消できるのかもしれないが、エンジンの特性上基本的に振動はそれなりにあると認識したほうが良いだろう





まあこのような欠点はあってもそれ以上に魅力があるバイクがKTM:390DUKEということだ...




試しに乗ってみてはどうか...


せめて1時間は乗ってみる事を推奨する...







そんなこんなで楽しすぎて相模原IC(圏央道)から八王子JCTで都内に向かう中央高速道の分岐を見過ごしてしまい鶴ヶ島JCTから関越道の練馬ICにて帰り午前中帰宅の予定がPM3時になってしまった...www










それでは、また...








追記:いずれCBR1000RR(SC57)のインプレも...





末筆ではございますが


安倍元首相のご冥福をお祈りいたします。